[2018年01月16日]

冬木立月骨髄に入る夜かな

高井几董(1741~89)

冬木立が冬の季語。
冬木立に月の取り合わせは、寒そうで震え上がってしまいますね。冬木立は、その冬木が立ち並んでいる様子を言います。あまり低い木々には用いずに、ある程度以上の高さの冬木が対象です。葉が落ちて裸木となった冬木の立ち並んでいる姿はいかにも寒々しく映ります。
この句の作者の自解は次の通り。
「月の光のするどふ冴えわたりたる夜に、冬枯れせし木のつくづくとあらはなるを趣向にして、月の光も骨身にしむやうな夜ぢやといふを、月も骨髄に透るばかりなるかなと作ったものぢや」(附合手引蔓)
今日は、藪入り。
作者たかい・きとうの紹介は、2010年12月15日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・55年前に、埼玉県狭山市で女子高校生が殺害された「狭山事件」で、無期懲役が確定している男性の弁護団が有罪の裏付けとなる脅迫状の筆跡が別人のものだとする新たな筆跡鑑定を裁判所に提出しました。裁判所に判断が注目されます。どうも冤罪の匂いがしますね。

投稿者 m-staff : 2018年01月16日 09:28

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