[2018年01月20日]

大寒や転びて諸手つく悲しさ

西東三鬼(1900~60)

大寒が冬の季語。寒がはりも同意の季語です。
1年で一番寒いころ。24節気の一つ。心も体も縮こまってしましますね。各地で最低気温を記録します。太平洋側は乾燥して、日本海側は雪の天候ですが、もう梅や沈丁花、水仙、椿などが咲き始めます。散歩道の梅の木の梢は蕾がいっぱいついて一つずつ花が開き始めています。
この句は、何かのはずみで転んでしまって、片手ではなくいきなり両手を地面につけてしまったことと、大寒の厳しさが呼応していて共感を持ちました。下五の「悲しさ」が不思議な味を出しています。
作者たかはま・きょしの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日は、横浜で句会。寒いですね。

投稿者 m-staff : 2018年01月20日 09:01

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