[2018年01月22日]

雪雲に青空穴の如くあく

高浜年尾(1900~79)

雪雲(ゆきぐも)が冬の季語。雪催い、雪げ、雪空なども同意の季語です。
関東地方は、冬になると太平洋の南岸を低気圧が通過するときに必ず雪が降ります。
雪催いは、曇天が垂れこめ、底冷えがして、雪が降りそうな空模様のこと。海に近ければ海鳴り、山国では山鳴りがすることもありますね。雪の害が心配な地方では不安な思いが深まります。しかしながら、雪害の無いところではちょっぴり雪への期待もあります。
作者は、びっしりと雪雲に覆われた空にぽっかりと青空が穴のように見えた驚きを素直に表しています。気持ちの良い句ですね。
作者たかはま・としおの紹介は、2005年3月21日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・横須賀の今日はまさに「雪催い」の天気です。風が強まり、雨が降り出し、それが雪に変わってゆくことでしょう。関東地方は今日から明日にかけて大雪の恐れ、どうぞ気を付けてください。

投稿者 m-staff : 2018年01月22日 09:51

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