[2018年01月28日]

雪月花山肌いたく荒れしかな

高屋窓秋(1910~99)

雪月花は無季ながら冬の季語に入る。
「雪月花」とは、雪と月と花。四季折々の好い眺めを言いますね。もともとは、和漢朗詠集「琴詩酒の友皆我を抛(なげう)つ雪月花の時に最も君を憶(おも)ふ」から来ています。わが大和の国の美しさを象徴する言葉でもあります。
しかし、この句にあるように、開発と称して商売人が金儲けに狂奔して、わけのわからぬ開発で野山を削って観光化しています。この荒廃は終わりがありません。自然を元手に遊びを提供しますが、風雅、風流韻事とは遠い存在と作者は嘆いています。
今日は、初不動。裏の武山不動院は参詣客で賑やかです。
作者たかや・そうしゅうの紹介は、2005年4月6日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・昨夜の田中先生を偲ぶ冬の会は、ゼミ生24名が集まり、目白日立クラブで開催し大いに盛り上がりました。夏の会は8月4日の予定、先生の13回忌に当たります。元気でまた会えることを祈ります。

投稿者 m-staff : 2018年01月28日 10:13

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