[2018年02月02日]

春隣る空かたぶけて牡丹雪

西島麦南(1895~1981)

春隣るが冬の季語。春近し、春隣、春を急ぐ、明日の春、春信なども同意の季語です。
冬もそろそろ終わりに近づくと、空の色や光、野山のたたずまい、あるいは雨の音などから春の近いことを感じとることができますね。ひたすら春を待ちわびる気持ちは「春を待つ」ですが、これと似通った季語です。人々は「冬来りなば春遠からじ」の気持ちを肌に実感として春の季節を迎えます。
この句では、もうすぐ春なのに、空をかたぶけて(かたむいて)牡丹雪が降り始めたと詠っています。
作者にしじま・ばくなんの紹介は、2006年12月29日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・関東各地は雪になりましたが、横須賀は雨で、雪なりませんでした。これから雨が上がってくることでしょう。

投稿者 m-staff : 2018年02月02日 09:52

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