[2018年02月08日]

魚市に魚の少なき余寒かな

正岡子規(1867~1902)

余寒が春の季語。残る寒さも同意の季語です。
立春を過ぎてもまだ残っている寒さのこと。「冴え返る」などとほぼ同じような意味合いを持ちます。しかしながら、「春寒し」は春の重きが置かれ、「冴え返る」は春をひとたび、ふたたびと体で感じての寒さですが、「余寒」は、寒が明けても寒さが残っているという、寒の方に思いが置かれた季語。「余寒」の語は漢詩から得られたもので、杜甫の詩句に「間道の余寒氷雪を得たり」とあります。この余寒の厳しさ、緩やかさによって桜の開花時期が左右さると言いますね。
近くの農協のスーパーでは、去年遅れから今年にかけて、天候のせいで、青野菜が数も少なく高値で売られています。
この句でも作者は、余寒のせいで、魚市場の魚が少ないと細かいところに目をつけていますね。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・トランプ大統領は、今年の夏にワシントンで軍事パレードを計画するよう国防総省に指示したという。トランプの廻りの軍人たちは喜ぶことでしょうが、反対する人はいないのでしょうかね。

投稿者 m-staff : 2018年02月08日 09:33

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