[2018年02月13日]

晴天に芽ぐみ来し枝ふれあへる

杉田久女(1890~1946)

芽ぐみが春の季語。木の芽、芽立ち、芽吹く、木の芽風、木の芽晴、木の芽雨、木の芽山、木の芽時なども同意の季語です。
春のこの芽の総称。寒い時期を過ぎて、日差しが日一日と春めいてくると木々の芽は膨らんで輝きを感じさせますね。落葉樹の芽吹きは、木の種類によって色や大きさなど様々ですが、美しい彩を見せてくれます。楓や蔦の芽などを「名の木の芽」と言い、山椒の芽を通常「きのめ」と言っています。木々の芽吹く雑木山は美しく優しい感じがします。
この句は、春の晴天に芽ぐみのはじまった枝と枝が風によって触れ合っている光景が浮かんできます。
同じ作者に次の句があります
木木の芽の苞吹きとべる嵐かな  久女
苞(ほう)を吹き飛ばすほどの強い風が吹いています。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・ピョンチャンオリンピックで日本勢がメダルを獲得し始めました。屋外の競技は、寒さと強風に悩まされています。そのような中で高梨選手はよくやりましたね。

投稿者 m-staff : 2018年02月13日 09:34

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