[2018年02月15日]

涅槃図に泣き声を描き忘れけり

宮坂静生

涅槃図(ねはんず)が春の季語。涅槃会、涅槃、涅槃像、涅槃絵、寝釈迦なども同意の季語です。
釈迦が入滅した旧暦の2月15日に、各地の寺院で催される法会のこと。今は3月15日に行われることも多くなりました。この日、寺院では涅槃図をかかげ、お経を読んで、釈迦の遺徳を讃えます。涅槃とは寂滅(ニル・ヴァ―ナ)を意味し、釈迦は沙羅双樹のもとで、頭を北に面を西に臥して滅し、それを弟子たちや鳥獣、鬼畜たちが見守って悲しみました。この行事は釈迦への崇敬と賛美が宿る催しですね。
この句は、涅槃図に泣き声が描かれていないということに気が付いた作者の視点に驚きました。
作者みやさか・しずおの紹介は、2007年11月10日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記(第二版)」、雄山閣、2003年刊)
・ピョンチャンオリンピックは、佳境に入ってきました。日本はなかなか金メダルが取れませんね。誰が金メダルを取るのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2018年02月15日 09:35

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