[2018年02月16日]

鱒鮓や寒さのもどる星のいろ

古館曹人(1920~2010)

寒もどるが春の季語。寒返る、しみ返る、冴え返るなども同意の季語です。
いったん緩んだ寒気がまたぶり返すのは、どのような気象現象でしょうね。その寒さは皮膚の感覚だけでなく、目に見える色によっても感じられますね。
この句では、「星の色」によって「冴え返る」寒さを表現しています。その星の色合いが「鱒鮓(ますずし)」の色に似通っていることに作者は気づきました。鱒は春の季語。鱒鮓は夏の季語。越中名物として年中売られています。ここでは「寒さのもどる」が季語になっています。
作者ふるたち・そうじんの紹介は、2007年1月14日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ピョンチャンオリンピックで面白いのは男女ともカーリングですね。テレビ向きというのでしょうか、石の動きや選手の表情が良くわかり、一投で勝負がひっくり返る楽しさがあります。

投稿者 m-staff : 2018年02月16日 09:34

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