[2018年02月18日]

老梅の穢き迄に花多し

高浜虚子(1874~1959)

老梅が春の季語。梅、白梅、野梅、春告草、臥龍梅、枝垂梅、盆梅、梅林、梅園なども同意の季語です。
散歩道の梅の木が満開を迎えました。
この句では、たくさんの花をつけた老梅を見たというだけなのに、何かそこに感じるものがあります。そのわけは、虚子没年の作だからです。白梅の古木が衰亡に向かっているにもかかわらず、かえって多くの花を咲かせ、生命力を発散させていることへの驚きと疎ましさを「穢(きたな)き迄に」と表現していることによります。しかしながら、この句には同時に、不思議に艶やかな老年に対して、賛嘆している作者の思いを見ました。
作者たかはま・きょし紹介は、2005年1月7日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日は横浜で句会。帰りに関内駅で「羽生連覇、宇野銀」の号外を受け取りました。羽生選手は、「安倍晴明」をモチーフにした曲で演技、安倍晴明は、識神(しきがみ)を使って、あらゆることを未然に知ったと伝えられています。羽生選手は神がかっていましたね。

投稿者 m-staff : 2018年02月18日 09:59

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