[2018年02月19日]

春の山らくだのごとくならびけり

室生犀星(1889~1962)

春の山が春の季語。春嶺、春山、弥生山なども同意の季語です。
この季語は、「春山淡冶(たんや)にして笑ふが如く」が来ています。春の山は「山笑ふ」とも形容されています。春の山には、たくさんの顔がありますね。
この句では、春の山をらくだの瘤に見立てていますね。遠くに高い山ではなく、近くのやわらかな曲線を描いている山々をほんわりと霞んで、どこまでも春らしい景色を作り出している様子がうかがわれます。
今日は、雨水。「暦便覧」では、雪が雨に変わり、氷が解け始めて春の気配が歩みを強めるとあります。
作者むろう・さいせい紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・ピョンチャンオリンピックのスケートで、小平奈緒選手が素晴らしい滑りで金メダルを獲得しました。腰を低く落として上体を起こした独自のフォーム。氷をしっかりとつかみ五輪新。素晴らしい。

投稿者 m-staff : 2018年02月19日 09:35

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