[2018年03月01日]

朝風呂にうぐひす聞や二日酔

松岡青蘿(1740~91)

うぐひす(鶯)が春の季語。黄鳥(うぐいす)、鶯の初音、鶯の谷渡り、春告鳥(はるつげどり)、匂鳥(においどり)、花見鳥、流鶯(りゅうおう)なども同意の季語です。
毎年今頃になると、裏の武山の鶯がそろそろ鳴き始めます。
作者は、二日酔いで頭がぼうとしています。そこで朝湯に入ると湯気が立ち込め、日差しが窓から明るく差し、折から鶯の声が聞こえたといういかにものんびりした春の朝湯の気分が横溢の句ですね。作者は若かりし頃、賭博好きで大酒飲み、身を持ち崩したりしましたが、俳諧がそれを救いました。
今日は、春の全国火災予防運動。火の用心。
・作者まつおか・せいらは、江戸詰めの姫路藩士の子で江戸生まれ。御勘定人として出仕しましたが、不身持で23歳で藩を追われました。俳諧は13歳から学び、29歳で剃髪して以後精進し、俳諧師となって蕪村などと交わり、中興俳人の一人。晩年は兵庫県加古川に草庵を結びました。
(出典:日本古典文学大系「近世俳句俳文集」岩波書店、1964年刊)
・日本列島、天気大荒れですね。北海道では猛吹雪とか、北日本や東北に被害が出なければいいのですが…。横須賀は快晴で強い暖かい風が吹いています。

投稿者 m-staff : 2018年03月01日 09:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6339