[2018年03月04日]

紺青の乗鞍の上に囀れり

前田普羅(1884~1954)

囀(さえず)れりが春の季語。囀、囀るも同意の季語です。
春は鳥の囀りの季節。様々な鳥の鳴き声が聞こえてきますね。繁殖期ですから、雄鳥の求愛のための鳴き声や自分の縄張りを主張するための鳴き方など、高い音で長く、また複雑な会話をしているようにも聞こえます。普通に日常的な鳴き方は「地鳴き」と言って区別されます。次第に暖かくなり、日差しも明るくなるころの囀りにはうるさいですけれども気持ちが晴れやかになりますね。
この句の「乗鞍」は、乗鞍岳のこと。岐阜県と長野県にまたがる火山。飛騨山脈の南部の山で、標高3026メートル。山頂近くではコロナ観測所があります。また乗鞍高原は、スキー場で有名。乗鞍岳の上(え)には紺青の空が広がり、鳥たちが盛んに囀っている光景が浮かんできますね。
今日は、東京深大寺のだるま市。
作者まえだ・ふらの紹介は、2005年2月5日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2003年刊)
・「貿易戦争」も辞さないというトランプ大統領の振る舞いに世界は大変困っていますね。一日も早くクレイジーな大統領を止めさせないとアメリカは世界から爪はじきになります。

投稿者 m-staff : 2018年03月04日 09:46

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