[2018年03月06日]

啓蟄や庭とも畠ともつかず

安住 敦(1907~88)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
今日は、啓蟄。24節気の一つ。啓はひらく、蟄は虫の巣ごもりのことを意味します。土中に冬眠していた虫が、このころになると冬眠から覚めて地上に姿を現し始めます。このころの様子や地虫そのものを指す季語。「啓蟄」をさらに具体的に表した季語に、「地虫穴を出づ」、「蛇穴を出づ」、「蜥蜴穴を出づ」、「蟻穴を出づ」などがありますね。このころに鳴る雷を「虫だしの雷」とも言います。
この句では、手入れのされていない庭ともつかず、畠ともつかにない空き地があります。そこを季語の啓蟄に合わせて表現しているところに面白みがありますね。
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・嬉しい話。去就が注目されていたイチロー選手がシアトル・マリナーズに復帰のニュース。マリナーズの外野手の一人が怪我で空きが出たことによるされています。51番の背番号をまた見られることに喜んでいるのは私だけではありませんね。まるで冬眠から覚めた虫のようです。

投稿者 m-staff : 2018年03月06日 09:44

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