[2018年03月08日]

暁の雨やすぐろの薄はら

与謝蕪村(1716~83)

すぐろ(末黒)の薄が春の季語。黒生の芒、焼野の芒、芒の芽なども同意の季語です。
末黒野(すぐろの)は、春になって、山焼きや草焼きをした後の黒々とした野原のことで、末黒の芒は末黒野の先が焦げて黒く残っている芒、あるいは早くも芽を出している若い芒の黒く焼かれた姿を指します。また、焼けた古株からあおあおと芽を出す芒もありますね。山焼きや草焼きは、草の芽生えを助けるために行う早春の行事ですが、火に焼かれた後の芒の株の状態や芽の姿を言います。
この句では、草焼きをした後の翌朝に雨が降っているというだけのことですが、風景をよくとらえて絵のようですね。
今日は、国際女性デー。
作者よさ・ぶそんの紹介は、2005年2月19日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・イチローがマリナーズの復帰会見で「今まで培ってきたすべてをこのチームに捧げる」と述べて古巣での活躍を誓いました。2001年にマリナーズに入団以来、イチロー選手のすべてのヒットを手帳に記してきました。今年もワクワクしながら野球を楽しめます。

投稿者 m-staff : 2018年03月08日 09:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6347