[2018年03月11日]

初蝶の流れ光陰ながれけり

阿部みどり女(1886~1980)

初蝶が春の季語。
今日は、東日本大震災日。2011年3月11日午後2時46分、あれからはや7年が過ぎました。復興に投じられた予算は、約32兆円。その内訳は、①住宅再建、まちづくり、②被災者支援、③産業・なりわい再生、④原子力災害からの復興、⑤震災復興特別交付税、⑥除染費用などその他。
そして現在は、被災3県から県外への人口流失が続き、農業産出額は福島だけが震災前の水準に回復していなく、有効求人倍率の震災後は全国平均と同等かそれ以上、漁業の水揚げ金額は福島が震災前を大きく下回っています。
さて、南海トラフ地震や首都直下地震の被害は、東日本大震災より大きくなると想定されています。(参考:「朝日新聞」3月4日付「復興 数字の裏にある現実」)
この句では、初蝶を見ながら光陰矢の如く、時間だけが茫々と過ぎ去ってゆくと詠っています。
今日は、大相撲大阪場所初日
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:平井照敏編「俳枕 東日本」、河出書房新社、2015年刊)
・東日本大震災の死者は1万5895人、行方不明者2539人、震災関連死3647人、深悼。

投稿者 m-staff : 2018年03月11日 09:50

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