[2018年03月12日]

お水取見て来し睡き人とをり

後藤比奈夫

お水取が春の季語。水取、若狭の井なども同意の季語です。
今日は、奈良東大寺二月堂のお水取り。昔から関西では「水取や瀬々のぬるみも此の日より」と呼び、これが終われば本当に春になると言われています。
二月堂では、3月1日から14日間修二会(しゅにえ)の行法を行います。お水取りは、3月13日の午前2時ごろスタートします。二月堂では1年間仏事に用いる聖水を堂の近くの閼伽井(あかい)で汲み、本堂に運んで五箇の壺に収めます。この水は若狭の国から地下でつながっていると伝えられていて、諸病諸厄を四散させると言われています。この行法は深夜に行われ、拝観に集まる人々はその演出に驚きます。
この句は、その深夜の行を見てきた人が眠そうにしていることをからかっていますね。
作者ごとう・ひなおの紹介は、2005年3月23日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・森友学園との国有地取引に関する決裁文書の書き換え疑惑で、安倍内閣は、どのような対応をするのでしょうか、政治家と役人の癒着で、国民をだましていったい誰が喜ぶのでしょうか。徹底的な解明を望みます。

投稿者 m-staff : 2018年03月12日 09:56

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6351