[2018年03月15日]

松の花何せんと手をひらきたる

佐藤鬼房(1919~2002)

松の花が春の季語。松の花粉、十返りの花なども同意の季語です。
マツ科の常緑高木。松という植物は無く、あか松、くろ松、五葉の松などがあります。雌雄同株で新しい枝の先に2~3個の紫色の雌花が付き、その下に薄茶色の雄花が群がっていますが、米粒ほどでほとんど見えませんね。風が吹けば雄花は花粉を飛ばします。雌花は後に松かさとなります。名前の由来は、樹齢を長く保つことから「保(も)つ」から松になったと言います。くろ松は海岸地帯に、あか松は内陸部に分布しています。
この句では、作者が何かしようとして手を開いたと詠っています。その意味では、何か良いことがあったのでしょうね。松には常緑の目出度さと百年に一度花咲く目出度さが重なるという植物です。
作者さとう・おにふさの紹介は、2005年3月28日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・安倍政権による官邸主導の政治が、様々な問題を起こしています。今度の財務省の事件は、今後の政治家と官僚の姿勢を改める大事な機会になればいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2018年03月15日 09:51

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