[2018年03月17日]
三月やモナリザを売る石畳
秋元不死男(1901~77)
三月が春の季語。
3月は誰にとってもあわただしい時期ですね。陽暦の3月は、仲春、如月がほぼこの月に当たります。3月は寒暖の交代期にあたり、寒暖を交互に繰り返しながら、少しずつ暖かさを加えて行きますね。日本列島は南北に伸びているので、北国ではまだ雪も降りますが、南国では燕が戻り、蝶が菜の花をめぐって飛び、桃の花も咲きます。
この句では、銀座の石畳のある街の路上でモナリザの複製を売っています。打っている石畳も少しずつ暖かくなってくることでしょうね。
今日は、社日(しゃにち)。土の神を祭り、五穀豊穣を祈ります。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・今日は横浜で句会。天気は良さそうです。大谷翔平選手は7失点、我慢の投球が続いています。
投稿者 m-staff : 2018年03月17日 08:52
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