[2018年03月18日]

今ははや目もなつかしき春田打

石塚友二(1906~86)

春田打(はるたうち)が春の季語。田打、田掻、田を打つ、田を鋤くなども同意の季語です。
散歩道には、大根やキャベツなどの野菜畑が広がっています。
田打は、春に田を耕すこと。今は機械で行うのがほとんどですが、昔は人力で、または牛馬によって打ち返しました。鍬で男たちが並んで打ち返している風景は、春先の農村風景でしたね。以上は一毛作の場合ですが、二毛作の場合には麦蒔の前と麦を刈った後の2回となります。北陸地方では、春田打は湿田を起こすことで、乾田では堅田打、裏作を作った田を起こすことを表田打ちと言っています。
この句は、今では珍しくなった春田打を目も懐かしがっていると詠っています。
今日から彼岸の入り。
作者いしづか・ともじの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・パラリンピックは今日閉幕。テレビを見ていての印象は「壮絶」。いずれの選手も体をいっぱい使ってものすごい闘いをしています。本当にお疲れさま。体のケアを十分にしてください。

投稿者 m-staff : 2018年03月18日 10:02

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