[2018年03月25日]

荒東風やみどりをふやす土饅頭

黒田杏子

荒東風(あらこち)が春の季語。東風、こち風、正東風(まごち)、強東風、朝東風、夕東風、雲雀東風、梅東風、桜東風なども同意の季語です。
この句の前書きに、「五浦(いずら) 岡倉天心墳」とあります。五浦は、太平洋に面した茨城県にあり、天心および彼の率いる日本美術院の大観、春草、観山、武山らゆかりの地で、天心の墳墓があります。
この句では、折しも荒い春風が海から吹いています。墓には春の若草が生えています。それを「みどりをふやす」と動的にとらえていますね。まるで一つの天心像になっているみたいですね。
今日は、電気記念日。
作者くろだ・ももこの紹介は、2005年6月1日を参照。
(出典:大岡 信著「第四 折々のうた」、岩波新書、1984年刊)
・高梨沙羅選手が遂にやりましたね。スキージャンプの女子ワールドカップ第12戦で今季初優勝。通算54勝目を挙げました。これで男女通じて最多優勝記録を更新しました。この快挙によりギネス世界記録に認定されることでしょう。

投稿者 m-staff : 2018年03月25日 09:50

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