[2018年03月28日]

陸奥の海くらく濤たち春祭

柴田白葉女(1906~84)

春祭が春の季語。
春に行われる祭の総称。祭というと夏祭を言い、秋祭も多く、農業中心の我が国では、祭は農業に深く関わっています。春祭は、農業生活の五穀豊穣を祈念する祭。それにより祈念祭、鎮花祭などがあります。祭神を奥宮から里宮に迎えたり、災厄をはらうために人形を用いたりして祭りますが、これは農神を村里に迎えて、農事の無事を祈り、また春の活動を始めるにあたり、疫病の悪霊を払うために行われます。しかしながら、今日ではこうした気持ちが忘れられる傾向にあります。
この句は、まるで陸奥(みちのく)の東日本大震災を想定しているような内容になっていますね。海が暗く濤(なみ)が立っているなかで昔からの春祭が行われていると詠っています。
作者しばた・はくようじょの紹介は、2006年7月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・国会での佐川氏の証言拒否、これは想定内、野党は二の矢、三の矢があるのでしょうか。はなはだ心もとない限りですね。

投稿者 m-staff : 2018年03月28日 09:28

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