[2018年04月01日]

乗降者とて無き停車四月馬鹿

佐野まもる(1901~84)

四月馬鹿が春の季語。エイプリルフール、万愚節も同意の季語です。
4月1日に嘘をついたりかついだりしても良いとして楽しむ西洋から入った風習。英語では、エイプリルフール、オール・フールズ・デイと言って、その訳語では万愚節と呼びます。フランスで語ではポワソン・ダヴリル(4月の魚)というのは騙された人のこと。ユダヤ人に騙され続け、大いなる愛のために死んだキリストを偲ぶことから来ています。西洋の古暦では、新年が今の3月25日で、春分の祭が4月1日まで行われました。4月1日は贈り物の交換日で、その旧習が変化して今に残ったと言われています。
この句では、列車が停車して乗り降りする人がいるはずのあるべきことが無くて、変だなあと詠っています。これはきっと四月馬鹿かもしれないと作者は考えていますよ。
今日から新財政年度。
作者さの・まもるの紹介は、2006年7月6日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・シカゴ・カブスのダルビッシュがマーリンズ相手に投げています。調子が今一つですが、勝ってくれるでしょう。センバツは東海大相模が日本航空石川と対戦中。苦戦しています。

投稿者 m-staff : 2018年04月01日 09:39

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