[2018年04月11日]

門前の古き旅籠や竹の秋

中村吉右衛門(1886~1954)

竹の秋が春の季語。竹秋、竹の秋風も同意の季語です。
春になると竹の葉は黄ばんでかすかな風ではらはらと落ちます。ほかの植物が秋に紅葉、黄葉するのに似ているので「竹の秋」と言います。秋には竹の葉は青々とするのでこれが「竹の春」。竹の秋は、地中のたけのこを育てるために葉が機能を休めるために起こると言われています。竹の葉の黄ばむ春を竹の秋と呼んだ昔の人の言語感覚を感じ取りましょう。
この句は、歌舞伎役者らしい目の付け所に共鳴します。旅籠(はたご)は、旅館のこと。いまではそう呼ぶ人も少なくなりました。門前町にある古い旅館のたたずまいが浮かんできますね。
作者なかむら・きちえもんの紹介は、2005年1月10日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・エンジェルスの大谷選手は、相手のレンジャーズは左投手のペレス、DHの先発から外れベンチスタート。1回の表に味方が3点を取っています。

投稿者 m-staff : 2018年04月11日 09:26

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