[2018年04月20日]

かげろふと字にかくようにかげろへる

富安風生(1885~1975)

かげろへ(陽炎)るが春の季語。糸遊、野馬、遊糸、糸子、かげろひなども同意の季語です。
春の良く晴れたのどかな日に、湿地や野原から蒸気がのぼって、空気がゆらいで風景がもやもやしたように見えることがあります。これが陽炎。古くから「かぎろひ」と言い、「陽炎燃ゆる」「陽炎へる」「陽炎ひて」「陽炎立つ」「陽炎揺る」などとつかわれていますね。
この句では、「字」だけが漢字で。あとはすべて平仮名を使って、陽炎が立ち上ってゆくかのような効果を上げていますね。
今日は、穀雨。百穀を潤す春雨のこと。雨の恵みを受けた黒い土からは陽炎が立ち上ります。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・中日の松坂大輔投手は、阪神戦で7回2失点と好投、試合は
打線が振るわずにこれで今季初の5連敗。松坂は技巧派に変身してまだまだマウンドに立ってほしいですね。

投稿者 m-staff : 2018年04月20日 09:52

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