[2018年04月26日]

八ヶ岳の雪見あげて開く座禅草

福田甲子雄(1927~2005)

座禅草が春の季語。達磨草も同意の季語です。
座禅草の姿は、秘境に座禅を組む修行僧のようであり、また、達磨にも似ています。サトイモ科の多年草。雪解け水がにじみ出るような山陰や湿原にこの花が群がっています。4月から5月にかけて、暗紫色の卵形の仏焔苞(ぶつえんほう)は地面から伸びずに開きます。山の陽気はまだまだ寒く、寒さや霜で痛めつけられて褐色に変わっているものも見かけます。尾瀬へのツアーで見たことがあり、その姿に心を打たれました。
この句では、雪の残っている八ヶ岳を見上げるように、座禅草が花を開いていると詠っています。しんとした静けさが伝わってくるようですね。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・明日は、南北首脳会談。3000人の報道関係者が事前登録を済ませたと言われています。この後に行われる米朝首脳会談への土台づくりになるかどうかが焦点です。これにより喜ぶ人悲しむ人が出てきますね。

投稿者 m-staff : 2018年04月26日 09:29

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