[2018年04月27日]

春の日やどの児の顔も墨だらけ

井上井月(1822~87)

春の日が春の季語。春日、春日(しゅんじつ)、春日和、春陽、春日影、春日向、春の朝日、春の夕日、春の入日なども同意の季語です。
この季語には、春の太陽と春の一日を指す二つの場合があります。
この句の前書きに「文明開化」とあります。春の日の中で、学校帰りのどの子の顔も習字の墨で汚れています。作者は、身分、性別にかかわらず、すべての子供が教育を受けられることに注目していますね。春の日を受けて墨だらけの顔が、楽しそうな学校生活を物語っています。作者の優しいまなざしが浮かんでくるようです。
作者いのうえ・せいげつの紹介は、2013年3月30日を参照。
(出典:池澤夏樹編「日本文学全集29近現代詩歌」河出書房新社、2016年刊)小澤 實選
・板門店で南北首脳会談が始まりました。世界が会談の行方に注目しています。この結果が次に行われる米朝首脳会談に多きく影響しますね。

投稿者 m-staff : 2018年04月27日 09:51

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