[2018年04月30日]

うつしよのすべて空なり桃の花

榊原風伯

桃の花が春の季語。花桃、緋桃、白桃、源平桃なども同意の季語です。
桃の花は、人の心を安らかにしてくれますね。この花は、梅や桜にはないあでやかさがあります。
バラ科の落葉小高木。大別すると、花を観賞する花桃と採果用の桃があり、採果用の品種は普通に桃色の花を開きますが、花桃には濃紅色、濃紫色、白色、絞りなど多彩な色があります。源平桃は白と赤を咲き分けます。
この句の「うつしよ」は現世のこと。人はこの現世で、様々な「矛盾」の中に生きています。
さて、伊能忠敬の生き方を表した、井上ひさし著「四千万歩の男」(講談社文
庫、2003年刊)によれば、矛盾とは次の通り。
内気で図々しく、貞潔で淫蕩、饒舌で無口、強靭で過敏、利発で愚鈍、陰気で陽気、嘘つきで正直、博識で無知、鷹揚で吝嗇で浪費家。
桃の花を見ていれば、すべてを忘れて、ただ花の美しさにひたることが
できますね。
(出典:俳誌「炎環」、2015年6月号より)
・大谷選手は2日のオリオールズ戦を回避。無理をせずに完全に治してほしいものですね。エンジェルスはヤンキースに3連敗になりそうです。

投稿者 m-staff : 2018年04月30日 10:53

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