[2018年05月09日]

古溝や只一輪の杜若

正岡子規(1867~1902)

杜若(かきつばた)が夏の季語。燕子花も同意の季語です。
水中や水辺に自生して、庭園にも栽培されていますね。アヤメ科の多年草。5月ごろになると50~60センチほどの茎を剣状の柔らかい葉の間から立てて、濃い紫色の花を開きます。園芸用の品種には紫色の他に白色もありますが、花汁を布にこすりつけて染料にしたところから、書付花が転じてこの名前になったと言われています。基部は黄色で、アヤメのような紫色の縞はありません。その姿を飛燕に見立てて燕子花の字を当てたとされています。
この句は、側溝の古い溝にただ一輪だけ杜若が咲いているのが見えるよ、と詠っています。見事な写生ですね。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・トランプがまたおかしなことをやっています。イラン核合意の離脱を発表。これにより中東にまた大きな混乱が起きます。火中の栗を拾わずに、油を注ぐことにならなければいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2018年05月09日 09:11

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