[2018年05月12日]

棕櫚咲けば棕櫚咲く頃を思ふかな

後藤夜半(1895~1976)

棕櫚(しゅろ)咲けばが夏の季語。棕櫚の花、すろ、花棕櫚なども同意の季語です。
昔、東京の山の手では日本家屋の一部を洋風の応接間にして、庭に棕櫚の木を植えるのが流行りました。
野生のも多く見られますが、庭などに普通に植えられているヤシ科の常緑高木。円筒形の幹に枝がなく、毛質の皮でおおわれていて、天辺に柄の長い掌状の葉が出て、その間から黄白色の粟粒のような花が集まって穂状に垂れているのが不思議な形ですね。雌雄異株で、幹は撞木や箒、縄などに応用されています。異国的な木なので明治以降に渡来したと思われがちですが、もともとは九州南部で野生化した木です。
この句では、棕櫚の花が咲く頃は、暑い夏がやってきたとしみじみとらえていますね。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:辻 桃子著「俳句の草木」、創元社、2003年刊)
・昨日の大谷選手の5号ホームランは素晴らしかったですね。今日は4番DHで出場。さて、2試合連続のホームランはなるでしょうか。べーブルース以来100年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」に向かって一歩ずつ進んでいます。

投稿者 m-staff : 2018年05月12日 10:03

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