[2018年05月14日]

雲行けば新樹を渡る光あり

池内友次郎(1906~91)

新樹(しんじゅ)が夏の季語。新樹陰、新樹光なども同意の季語です。
初夏の太陽が降り注ぐ樹木の生長には驚くものがありますね。新緑、若葉、新樹はいずれもこの時期の、若々しく伸びる緑の状態を指す言葉です。新緑は木全体の包むみずみずしい葉の様子、若葉には葉一枚一枚のもつ柔らかで初々しい緑が感じられます。新樹は、新緑や若葉の両方のイメージを併せ持ち、その上一本の木を象徴的にとらえている斬新さがあります。言葉の響きを新鮮で現代の俳人が好んで使う季語となっていますね。
この句では、とうとうと白雲が流れて行く空から新樹にあふれるばかりに光が当たっている、と詠っています。
作者いけうち・ともじろうの紹介は、2007年3月7日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今朝は5時から大谷選手のピッチングをみました。7回途中まで11三振を奪い好投しましたが、勝敗つかずに4勝目はなりませんでした。試合は9回裏にサヨナラ勝ち。明日からはアストロズと対戦します。

投稿者 m-staff : 2018年05月14日 09:48

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