[2018年05月19日]

暁けの雲一気に去りぬ花うつぎ

桂 信子(1914~2004)

花うつぎ(卯木)が夏の季語。卯の花、空木の花、山空木、卯の花垣なども同意の季語です。
小さな卯の花が雪のようにたくさんかたまって咲いている様子は、清純な感じがしますね。佐々木信綱に次の歌があります。
卯の花の匂ふ垣根に時鳥早も来鳴きて忍び音もらす夏は来ぬ
卯の花はまさに日本の初夏を代表するユキノシタ科の落葉低木。
この花が咲くと梅雨がやってきますね。また、この花は稲作との結びつきが強く、卯の花が長く咲いている年は豊作で、花が少ないか、長雨で早く朽ちてしまう年は凶作と言われています。
この句では、暁(あ)けがたの雲がよい天気になって一気に去ってゆき,卯木の花が真っ白に咲いているよと詠っています。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・昨日の大谷選手の第6号ホームランは、チームにとっても本人にとっても素晴らしい出来事。バーランダーの悪夢を一掃しました。
今日は横浜で句会。

投稿者 m-staff : 2018年05月19日 08:44

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