[2018年05月29日]

昨日まで卯の花くだし鞍馬川

飴山 實(1926~2000)

卯の花くだ(腐)しが夏の季語。卯の花腐(くた)しも同意の季語です。
旧暦の四月は、卯の花月または卯月と言いますね。そのころを卯の花を腐らせるようにして降り続く雨のことを言います。また、陽暦の5月下旬は、天気の悪い日が多く、そのころの曇り空を卯月曇、卯の花曇と呼びます。古くは「くたし」としていましたが、現在では「くだし」と濁って読むことが多くなりました。
この句の「鞍馬」は、鞍馬山のこと、京都市北部にあり、鞍馬天狗が住んだという伝説の地。鞍馬川もまた雨で水かさが増して、とうとうと音を立てています。妖気の漂う谷あいです。それは卯の花の白さか、あるいは京都の後背地として昔からの地霊のせいでしょうか。
作者あめやま・みのるの紹介は、2007年6月27日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・昨日は、ヤンキースの田中投手がエンジェルスの大谷選手との対戦で目が覚めるようなピッチングをしました。これで6勝2敗、がんばればサイヤング賞も狙える位置になりました。今日の大谷はベンチで休養。

投稿者 m-staff : 2018年05月29日 09:35

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