[2018年06月06日]

麦秋の野を従へて川曲る

内藤吐天(1900~76)

麦秋(ばくしゅう)が夏の季語。麦の秋、麦秋(むぎあき)なども同意の季語です。
麦秋とは、まだ収穫前の麦が熟する頃の季節を言います。芽吹きから新緑に移行した木々が周りの風景を生き生きとさせ、田には早苗が青空を映す水の中に根を広げています。気候も安定して日本が一番美しい緑に包まれる季節ですね。多くの作物がこれから成長し始める時期に、収穫を迎える麦の畑は鮮やかです。野山を吹く薫風も、乾ききった麦の穂を揺らしながら畑を吹き抜けると「麦の秋風」になります。
この句では、「川曲る」がポイントで、あたかも麦秋の野原を従えているようにして悠然と流れている光景が大きくとらえられていますね。
今日は、芒種。芒(のぎ)のある穀物を播く時期から来た言葉。
作者ないとう・とてんの紹介は、2006年8月25日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・中国が対米7兆円を超す輸入拡大を提案した模様。ただし、アメリカが知的財産の侵害を理由に通商301条に基づいて行われる制裁措置を発動すればこの提案は無効とのこと。8日に行われる日米首脳会談でトランプが安倍に何を持ち出すか興味がありますね。

投稿者 m-staff : 2018年06月06日 09:46

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