[2018年06月07日]

うちしきてあしたの沙羅のよごれなし

長谷川素逝 (1907~46)

沙羅(しゃら)が夏の季語。沙羅の花。夏椿、あからぎ、さるなめ、姫沙羅なども同意の季語です。
白い清らかな花を、仏教上の沙羅双樹のあやかって名づけられました。ツバキ科の落葉高木。高さは15メートルほどで山中に自生していますが、庭木としても栽培されています。椿に似た白い花を咲かせます。散るときは花ごと落花します。インドの沙羅双樹に似ていますが、夏椿と言い、夏に咲く椿の意味。
この句の「うちしきて」は、しきるを強めて言う言葉で、度重なっているという意味。沙羅の花が度重なって落ちていればもうそれ以上に汚れてしまうことはない、と詠っています。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・関東甲信は昨日6日に梅雨入り。昨年より1日早く、平年比で関東甲信は2日早くなっています。今週末は東北から沖縄にかけて広い範囲で曇りや雨になると予想されています。梅雨のない北海道と北陸、東北以外はすべて梅雨になりました。お互い体調管理に気を付けましょう。

投稿者 m-staff : 2018年06月07日 09:22

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