[2018年06月10日]

水張りて田植の順を待ちてをり

福田甲子雄(1927~2005)

田植が夏の季語。囃田(はやしだ)、田植女、田植笠、田植酒なども同意の季語です。
苗代で育てた稲を田に移す作業のことで、代掻(しろがき)の終った田に、稲の苗を植えること。田植は、もとから村の共同作業であり、同時に共同体の神事でした。現在のように田植え機の開発される前は、5~6戸の農家が寄り合って、にぎやかな田植でしたね。
この句では、寄り合った順待ちの田を主題にしています。それは長い間に培った日本人の気迫のようなもので、いずれ自然ととけあった風土に根差した日常の風景でした。今では、田植歌の聞こえる田植はもう見られなくなりました。遠い過去の記憶になっていますね。
今日は、時の記念日。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今シーズンの大リーグは、日本人投手が軒並み故障者リスト入り。
ダルビッシュ、前田、大谷、田中までもがマウンドから消えました。後はダイヤモンド・バックスの平野のみです。肩を壊さないといいのですが…。

投稿者 m-staff : 2018年06月10日 09:47

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