[2018年06月13日]

晩節やポッと藻の咲く硝子鉢

秋元不死男(1901~77)

藻の咲くが夏の季語。藻の花、花藻も同意の季語です。
淡水藻は、湖や沼の水中で生まれ、春に水底から茎や葉を伸ばし、夏には水面に出て、葉の間に白または淡い黄緑色の花をつけます。淡水藻には、金魚藻、、立藻、総藻、梅花藻、松藻、黒藻などがあります。なお、金魚鉢や硝子鉢に入れるのはふつう松藻と呼ばれています。藻の花でとりわけ美しいのは梅に似た梅花藻ですね。
この句の「晩節」は、晩年、老後のこと。硝子鉢の中で藻の花がいかにもポッと咲いていますが、作者はそれを見て、ああ歳をとったなあ、と概観していますね。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・昨日の米中首脳会談、トランプは相変わらずの自画自賛。すべてをパフォーマンスで押し切ろうとする危うさ。つくづく国を治める器ではないという印象です。中でも「北朝鮮の非核化の費用は、韓国と日本が払い、米国は助ける必要はない」との発言は、信じられませんね。

投稿者 m-staff : 2018年06月13日 09:08

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