[2018年06月15日]

緑陰に憩ふは遠く行かんため

山口波津女(1906~85)

緑陰が夏の季語。翠蔭も同意の季語です。
夏の暑い盛りに、散歩をしていると樹木の茂った緑陰で一休みとなります。沢やかな涼しさが感じられますね。木々の間からのぞく青空、木洩れ日のちらちらした動き、子供たちの歓声、ベンチでの語らい、昼寝など、公園の緑陰は憩いの場になっています。季語として使われ始めたのは大正時代からです。
この句では、旅の途中に緑陰で憩っている旅人の姿を連想します。さあ一休みしてまた歩き出そうとする光景が浮かんできますね。
今日は、60年安保闘争から58年目。樺 美智子さんの命日。デモに580万人が参加しました。私もその一員でした。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・サッカーワールドカップロシア大会の開幕戦で、ロシアはサウジアラビアに快勝。ドーピングなどで世界から爪はじきにされたロシアのスポーツ界にとっては久しぶりの晴れ間ですね。

投稿者 m-staff : 2018年06月15日 09:13

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