[2018年07月07日]

七夕や死なねば夫と逢へぬなり

日野晏子(1906~87)

七夕が秋の季語。七夕祭、星祭、星合、星迎、星今宵、牽牛、織女、七夕竹、七夕流しなども同意の季語です。
陰暦の7月7日、またはその日の行事を言います。現在では、太陽暦の7月7日や月遅れの8月7日に行うところが多くなりました。この行事は、牽牛星と織女星とが天の川をはさんで最も接近して見えるのが七夕のころで、それを1年に一度の逢瀬に見立てた中国の伝説に、わが国古来の棚機女(たなばたつめ)信仰が合わさってなったと言われています。様々な願い事を短冊に書いて七夕竹に結ぶ習わしがあります。
作者は、病床の夫(つま)を慰めるために句作を始め、その没後は草城を偲ぶ句に優れたものを残しています。夫の元へ旅立ったのは31年後の1987(昭和62)年でした。
今日は、小暑。
作者ひの・やすこは、大阪市の生まれ、1921(昭和6)年に俳人・日野草城と結婚。これを素材にした草城の「ミヤコ・ホテル」は俳壇に物議をかもしました。作句は戦後に始め「太陽系」「青玄」などの作品を発表しました。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・ものすごい大雨で九州、四国、中国、近畿地方で多くの人が亡くなり行方不明になっています。この雨は局地的にバケツをひっくり返したように降り、すぐに氾濫します。被害が増えないように祈りばかりです。

投稿者 m-staff : 2018年07月07日 09:53

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