[2018年07月10日]

みつしよんの丘じやがたらの咲く日かな

中村汀女(1900~89)

じやがたら(馬鈴薯)が夏の季語。馬鈴薯の花、じゃがたらの花なども同意の季語です。
故郷の北海道では、馬鈴薯の花が咲くと夏本番。秋には中学校家庭科の薯掘りの実習が待っていました。広大な畑の一面にわたって馬鈴薯の花が咲いているのは壮観です。郷里を離れたものには郷愁をそそる花ですね。
ナス科の多年草。南米アンデス高地が原産。茎は横に這い、先端が肥大な薯となります。夏になると枝の先にいくつか白または淡い紫色の花を下向きに開きます。古くはインドネシアのジャガタラから渡来したのでジャガタラ薯と言いました。
ここでは、ミッションの丘がキーとなります。北海道にあるトラピスト修道院の丘に、ジャガイモの花が一面に咲く頃になったと詠っています。
作者なかじま・ていこの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・西日本の豪雨被害に驚きと悲しみでいっぱいです。タイの洞窟では新たに4人救出、これで8人。あと5人の命が無事であるように祈ります。

投稿者 m-staff : 2018年07月10日 09:26

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