[2018年07月11日]

片蔭を行き遠き日のわれに逢ふ

木村蕪城(1913~2004)

片蔭(かたかげ)が夏の季語。日蔭、夏蔭、夏山蔭、片かげり、片影
なども同意の季語です。
太陽の照り返しがまばゆ過ぎて、目をつぶりたくなるような炎暑を歩く時があります。夏の散歩は日蔭が頼りです。片蔭とは夏の日蔭のこと。午後になると、街並みや塀や家の蔭に日蔭ができます。暑いので人々はこの日蔭を選んで通り、時に一息ついたりします。これは木陰などよりも、街並みや家々の蔭をさしますね。
この句では、作者の遠い日の若いときの同じような経験がふっとよみがえった、と詠っています。
作者きむら・ぶじょうの紹介は、2007年8月3日を照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館2012年刊)
・タイの洞窟で遭難した少年ら13人は全員救出されました。多くの人の祈りが天に通じましたね。さて、西日本の豪雨被害は時間の経過とともに拡大、それに被災地は、今日も厳しい暑さに見舞われています。こちらは、これからがますます大変ですね。

投稿者 m-staff : 2018年07月11日 09:46

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