[2018年07月12日]

朝曇り生きるかなしさ人に会ふ

河野多希女

朝曇りが夏の季語。
夏になり晴天が続いているとき、朝だけ曇ることがあります。これは、朝、夜の陸風と昼の海風が交代して、温度の低い卯も風が、前日の日照りによって蒸発していた水蒸気を冷やすためですね。朝曇りのある日は日中良く晴れて炎暑の日となります。「旱(ひでり)の朝曇」と言って、朝曇りは昼から暑くなる兆しと言われていますね。
この句では、人はいくら暑くなると言っても生きるためには、仕事の約束を果たすためには、人に会わねばなりません。それを作者は悲しさととらえていますね。繊細な感情の句ですね。
作者こうの・たきじょの紹介は、2008年10月7日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹務所、1998年刊)
・W杯サッカーの準決勝、イングランドにクロアチアが延長で勝利。これでフランスと決勝戦。面白くなりそうですね。それにしてもクロアチア人のタフさには驚きです。

投稿者 m-staff : 2018年07月12日 10:20

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