[2018年07月14日]

巴里祭厠に残る女の香

岸田稚魚(1918~88)

巴里祭(ぱりさい)が夏の季語。パリー祭も同意の季語です。
1789年7月14日、パリ市民がバスチーユ牢獄を占拠し解放して、フランス革命のきっかけとなったことを記念して、フランスでは国の祭日になっています。「カトルズ・ジュイエ(7月14日祭)」と言いますね。同名の映画を日本で上映するときに「パリ祭」と訳したことからこれが日本人に好まれて使われるようになりました。フランスではバスチユーユ広場を中心に国全体が夜通し飲み食い踊ります。
そこで、この句はパリ祭の騒動の末に、厠(トイレ)は女性の匂いが充満している、と皮肉っていますね。
今年は、W杯サッカーのフランス代表チームとクロアチア代表との決勝戦が16日の行われることもあって大変な盛り上がりを見せることでしょうね。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹務所、1998年刊)
・この暑さはどうしたことでしょうね。各地で猛暑日になるとの予想です。横須賀も35度とか。熱中症にならないために休息をよくとるようにしましょう。いま全国で高校野球が真っ盛り。事故が起きなければいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2018年07月14日 09:47

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