[2018年07月17日]

鉾立つや錦の小母の鱧の鮓

鈴鹿野風呂(1887~1971)

鉾立つが夏の季語。祇園祭、祇園会、祇園御霊会、天王祭、山鉾、祇園囃子、祇園太鼓、祇園山笠なども同意の季語です。
京都東山の八坂神社の祭礼で、江戸時代には日本三大祭のひとつとされ、7月1日の吉符入りに始まり、29日の奉告祭、31日の疫神社の夏越祭で終わります。正しくは祇園御霊会と言い、豪華賢覧たる祭ですね。山鉾に提灯を灯し、祇園囃子が奏でられる15日、16日の宵山、長刀鉾を先頭に祇園囃子も賑やかに練り歩く17日の山鉾巡行が最も賑わいます。このお祭りの行事に合わせて京都の町は祭り一色に包まれますね。
このころになると、うまいものに鱧料理。祇園祭に欠かせないもののひとつで、魚市場・錦小路のおかみから、鱧(はも)の鮓(すし)が届けられて来る、と詠っています。
作者すずか・のぶろは、京都生まれ・本名・登。日野草城らともに「京鹿子」を創刊・主宰。関西におけるホトトギス派の中心として活躍。句集には、「野風呂句集」「浜木綿」などがあります。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・W杯サッカーが終わって、今日は大リーグのホームラン・ダービー、次々と8人の選手が軽く外野スタンドへ打ち込んでゆきます。明日はアメリカンリーグとナショナルリーグのオールスターゲーム。日本人選手が一人も出ていないのが残念。

投稿者 m-staff : 2018年07月17日 09:33

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