[2018年07月29日]

風知草よろこぶ風をよろこびぬ

宮下翠舟(1913~97)

風知草(ふうちそう)が夏の季語。風草(かぜぐさ)、裏葉草なども同意の季語です。
湿った崖などで見かける日本特産のイネ科の多年草。8センチほどの細長い葉が、風にさわさわと揺れてまことに美しく見えますね。葉の付け根がよじれているので、白葉の表面が下を向き、艶のある葉裏が表になります。これを正式には裏葉草と言いますが、俳句では「風知草」が主流です。夏の終わりから秋にかけて白緑色の地味な花をはらりとつけます。
この句のように風知草が風の吹くのを喜び、それを見ている作者も
ともに喜ぶという気持ちの温まる句になっています。
作者みやした・すいしゅうの紹介は、2006年10月8日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹務所、1998年刊)
・迷走する台風12号。東日本から西日本へ逆流する台風を初めて経験しました。九州で温帯低気圧になるなんて驚きですね、地球は温暖化により、今や新しい世界に突入しましたね。

投稿者 m-staff : 2018年07月29日 09:27

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