[2018年08月01日]

樹の下の椅子のひとつの晩夏かな

山上樹実雄(1931~2014)

晩夏が夏の季語。季夏、晩夏光、夏深し、晩夏の夜、晩夏の山なども同意の季語です。
8月となれば暦のうえでは夏の終わりとなりますが、現実は暑さの極まる時期ですね。しかしながら、自然の草木も繁茂が終わり衰えを見せ始めます。日の盛りも過ぎて夏去り行くといった思いに駆られます。雲の峰は形を崩してうろこ状になり、海には風もないのに土用波が押し寄せてきます。どこからともなく秋の気配が漂い始めます。
この句は、避暑地でしょうか。夏の盛りを過ぎて、終わりごろになると樹木の下にある椅子ひとつが、過ぎにし過去を語っているようですね。
今日は、水の日。国土交通省の呼びかけで作られた日。
作者やまがみ・きみおの紹介は、2005年4月16日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・今日も暑そう。台風12号はまだ南部九州地方の海上でうろうろしています。もう次の台風が列島をにらんでいます。猛暑お見舞い申し上げます。

投稿者 m-staff : 2018年08月01日 09:22

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