[2018年08月02日]

花合歓の下を睡りの覚めず過ぐ

飯田龍太(1920~2007)

花合歓(はなねむ)が夏の季語。合歓の花、ねぶの花なども同意の季語です。
薄絹の扇にも似たふんわりとした花は、晴れた日よりも曇天の日、特に雨の日に風情がありますね。マメ科の落葉高木。高さは5~10メートルで7月ごろに薄い紅色の絹糸を思わせるような優しい花を開きます。絹糸に見えるのは雄蕊で、下のほうにある花弁は目につけにくい位置にあります。夜になると葉をたたんで就眠運動をするのでこの名前があります。「ねんねの木」と呼ぶ地方もあります。
葉は夜に閉じますが、花は夕方に開きます。
この句では、合歓の花が咲いている下をぼんやりと睡い状態で過ぎてしまった、と日常の一こまをとらえています。
今日は、青森ねぶた祭。竹や木を使って紙貼りの武者人形、鬼、鳥獣などを作り、中に灯をともして、屋台や車で市中を練り歩きます。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・7月は異常気象と気象庁が発表。東日本では、平均気温が過去最高。しかし、猛暑でも電力に余力があり、これは節電と再生エネルギーによるもの。これにより原子力の必要性に疑問を投げかける専門家もいます。

投稿者 m-staff : 2018年08月02日 09:25

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