[2018年08月05日]

菩提樹の花のもとにてことば失せ

八幡城太郎(1912~85)

菩提樹の花が夏の季語。菩提の花も同意の季語です。
シナノキ科の落葉高木。中国が原産地。名前に因んでお寺や神社の境内に植えられています。夏になると、葉の付け根からへら状の苞を出して、枝先から長い柄が垂れて、淡黄色の小花が数個集まって開き、かすかな香りがしますね。仏教上の「菩提樹」は、インド産のクワ科の常緑高木で、インドボダイジュと言い、観葉植物として温室などで育てられていますね。
この句は、菩提樹の花のありがたさに言葉もうせてしまった、と詠っています。荘厳な感じがするのでしょうね。
作者やはた・じょうたろうの紹介は、2007年12月14日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・甲子園で第100回夏の高校野球大会が始まりました。猛暑の中、大過なく進行するように願っています。昨日の田中先生を偲ぶ夏の会は、20名が集まり昔話に花が咲きました。お互い年を取りました。

投稿者 m-staff : 2018年08月05日 10:08

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