[2018年08月06日]

一房のぶだう浸せり原爆忌

原 裕(1930~99)

原爆忌が夏の季語。原爆記念日、広島忌、平和祭、原爆の日なども同意の季語です。
今日は、広島原爆の日。1945(昭和20)年8月6日に広島、8月9日に長崎に、原子爆弾がアメリカによって投下され、多くの人命が失われました。世界で最初にして最大のこの惨事を再び繰り返すまいとの祈念を込めてこの日、各地で様々な行事が行われます。広島、そして長崎の爆心地では、犠牲者の冥福を祈る法要が催されますが、現在でもまだ後遺症の人々は後を絶ちません。暗く、重いこの日を俳句では「原爆忌」と読んでいます。
この句では、原爆忌のその日の一こまが印象的ですね。一房の葡萄を水に浸したというだけで、原爆によって命を絶たれた多くの人々の悲しみが伝わってきます。
暦の上では、明日が立秋。
今日は、山形花笠祭、仙台七夕祭。
作者はやし・ゆたかの紹介は、2006年4月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・朝早くから蝉が強く鳴いています。朝8時から甲子園で高校野球、ボストンではヤンキースの田中が投げています。

投稿者 m-staff : 2018年08月06日 09:39

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/6505