[2018年08月08日]

星既に秋の眼をひらきけり

尾崎紅葉(1867~1903)

秋の眼が秋の季語。秋、白秋、金秋、素秋、三秋、九秋なども同意の季語です。
秋は、陰暦に習うと立秋から立冬の前日までを指し、陽暦では8、9,10月に当たります。
古人の言う「もののあわれは秋こそまさりけり」のように悲哀感と清爽感が横溢しますね。
この句では、立秋を過ぎても日中はまだ暑い日が続いていますが、夜となれば空の星の光りにも変化がみられるとしています。その微妙な感覚をとらえた新鮮な感覚の句ですね。「秋の眼をひらく」という楚辞は、100年以上たった現在でも作者のロマンに魅かれます。
この句は、1904(明治37)年刊行の「紅葉山人俳句集」に所収されています。
作者おざき・こうようの紹介は、2005年7月9日を参照。
(出典:大岡 信著「新 折々のうた1」、岩波新書、1981年刊)
・今夜から明日にかけて台風13号が関東や東北へ来襲します。もうその影響でしょうか、強い風が吹き始めました。甲子園では朝8時から試合をしています。

投稿者 m-staff : 2018年08月08日 09:56

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